全てのものは神である
私の一番好きなヴェーダは、「ナラヤナ ウパニシャッド」です。それは何故かといいますと、この世界のあり様を的確に説明しているからです。とくに「ブラフマー神はナーラーヤナ神である、シヴァ神もナーラーヤナ神である。(中略)時間もナーラーヤナ神である、方角もナーラーヤナ神である。天上界もナーラーヤナ神である、地上界もナーラーヤナ神である。」と繰り返し、すべてはナーラーヤナ神であることを説明しているところが好きです。ただ、全ては神であると言うよりも、何々は神である、また何々も神である、というように、繰り返すことで説得力が生まれると思います。私も言います。山は神であり、川も神である。空は神であり、海も神である。風は神であり、植物も神である。太陽は神であり、月も神である。全てのものは神であり、ただ入れものが異なるに過ぎない、と。
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