無理をせず、こつこつと

 久しぶりに、少し元気を取り戻しましたでしょうか。さて、ギーター ヴァヒニも続けて学んでいきましょう。霊性の学習も、日々の積み重ねだと思います。無理をせず、ゆっくりと、こつこつと続けていきましょう。私も日々こつこつと、がんばってタイプを打っていくことにします。皆さま、応援よろしくお願いします。


ギーター ヴァヒニ

 

 クリシュナはアルジュナが抱えていて表現することのできなかった多くの疑問に答えました。「おお、アルジュナよ!お前が悲しんでいるのは、自分に関係のある王や王子たちが、自分の手で死を迎えようとしているからだ。お前はダルマについて雄弁に語るが、賢者とは、生きている者nためにも、死者のためにも悲しまないものだということを覚えておくがいい。その理由を説いて聞かせよう。

 お前は、肉体に対して深い悲しみを感じているが、死によって崩壊するものは肉体のみなのだ。お前は、その肉体がこれまでに経験した多くの変化を悲しんできただろうか?幼児の姿は少年になると消え、少年の姿は、若者になると消えてしまう。若者の姿は、中年になると消え、中年の姿は老人になると消え、老人の姿は、死によって失われてしまう。お前はこれまで、長い間肉体に影響を及ぼしてきたさまざまな変化を、一度も嘆いたことがなかった。そうであれば、なぜこの一つの変化を嘆くのだろうか?

 お前は今日、自分が少年だったころの身体を持っているだろうか?ドリシュタデュムナを縛り上げたときの身体はいったいどこにいったのか?お前は今でも、あの少年時代の手柄を覚えている。しかしその偉業を成し遂げた肉体はすでにない。それと同じように、お前の身体がどのように変化しようとも、真の英知の輝きであるアートマは不滅なのだ。この知識にゆるぎなく立脚することこそが、賢者、すなわちジュニャーニの印である」とクリシュナは言いました。(つづく)

 

PREMA DAYI

daivampremaによる、新しいサイの世界

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