すべては自分にとって良いこと
今の境遇について、現在だけの視野で見ると、不遇のように感じることもあるでしょう。しかし永い目で見ると、もしかすると、これで良かったのだと思う日が来るのかもしれません。神様は、過去現在未来の全てを知っており、そうした視点から物事を判断されるので、私たちの理解を超えた反応をなさいます。私たちは、現在しか知らないので、このままで良いのか、などと悩みます。この題名のように、「すべては自分にとってよいこと」というように考えられたなら、どんなにか気が楽になることでしょう。
私たちは、この人生を自分だけで背負ってしまっているために、悩んだり苦しんだりします。しかし、いったん神様に全てを委ねれば、人生に重荷がなくなって、気が楽になります。その思い切り、決心がなかなかできないものです。頭では分かっていても、決心には勇気がいります。それが自然とできる方法が、無心に仕事(なすべきこと)をする、という行為だと思います。それがいわゆる、ダルマなのだろうと思います。ダルマも、プレマがあって初めて、価値を持ちます。
起こることはすべて自分にとって良いことだと考えるようにしなさい。そうした前向きな思いで人生を歩むなら、悲しみがす隙き入る余地はなくなるでしょう。 ― ババ
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