裏の清水
ばんなりました。私の古い方の家の後ろには、湧き水があります。昔から、こんこんと湧き出ています。私も小さいころは、その水で大きくなりました。祖母はその水でお茶を作って飲ませました。夏はその水で私の体を洗いました。裏の清水と呼んでいましたが、その湧き水は、夏は冷たく冬は暖かく感じます。温度がおおむね一定だからです。湧き水の特徴です。
ボッカや鮠(はや)などの小さな魚が泳ぎ、小さな蟹、田螺などがいます。そこで食器洗いをしたり、お茶を冷やしたり、時にはその川べりでカレーの材料を刻んだりしました。もちろん、今でも湧き続けています。
ギーター ヴァヒニ
アルジュナは、ジーヴィ、すなわち個人です。個人の肉体は戦車であり、戦車の中にいる教師は神であるクリシュナです。御者は神であり、理知に示唆を与える者、すなわちガヤトリー マントラに含まれている「ディーヨー ヨーナ プラチョーダヤートゥ」(おお神様、私の識別心を目覚めさせ、私を導いてください)という人間の祈りに応えて、理知を鼓舞するブラフマンです。
カウラヴァ一族は魔物の性質を象徴し、パーンダヴァ一族は神聖を象徴しています。カウラヴァ一族は非真(アサット)で、パーンダヴァ一族は真実(サット)です。すなわち一方は邪悪であり、もう一方は善良で、両方の間には、絶えず争いが続いてきました。敵対する勢力間のこの葛藤の中で、常にクリシュナ(真我、アートマ)は、ひそかに害を与える迷妄の側ではなく、人を支える実在であるダルマの側にいます。神に、導き手として自分の側について欲しいのであれば、神聖な特質(ダイヴィ サンパト)、すなわちダルマの性質を身に付けなさい。というのも、神はダルマがあるところにいるからです。
もちろんこれは、神が遍在ではないという意味ではありません!バターは、牛乳全体にあまねく存在していますが、牛乳の中の特定の場所に出現させることができます。それは撹拌と凝固の過程を経て初めて可能になります。同様に、ダルマ・サーダナの過程によって、神を特定の場所に出現させることができるのです。「ダルマのあるところに勝利がもたらされる」と言われます。
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